イライラ、憂鬱、髪が抜ける、肌が荒れる、爪が割れる、アザやシミができやすくなる…
そんな悩みをかかえていませんか?
もしかしたらそれは鉄が不足しているからかもしれません。
今回は鉄欠乏についてお伝えします。
まず以下の項目にいくつあてはまるかチェックしてみてください。
1.かたいもの(氷、アメなど)を食べたくなる
2.爪が割れやすい、やわらかい、丸みがない
3.髪の毛が抜けやすい
4.アザができやすい
5.歯ぐきから出血しやすい
6.経血の量が多い
7.生理前に不調になる
8.出産経験がある
9.痔や胃潰瘍がある
10.疲れやすい、軽い運動で動悸、息切れする
11.めまい、立ち眩み、頭痛、頭が重い
12.のどに不快感、飲み込みにくい
13.冷え性
14.イライラしやすい
15.食が細い、肉・魚をあまり食べない
4つ以上は黄色信号、6つ以上は赤信号です。
ココロの栄養素ナンバー1である鉄。貧血ではないからといって安心してはいけません。
セロトニンなどの脳内ホルモンを作るうえでも、ミトコンドリアでエネルギーを作るうえでも、必須のミネラル、それが鉄です。
鉄欠乏の多くは貧血まで至らず、赤血球に含まれるヘモグロビンの鉄は正常です。
鉄欠乏の原因は大きく分けて2つ。
①鉄不足
・〔INが少ない〕パンやパスタなど糖質中心で、鉄分豊富な肉類や血合いの多い魚を食べる事が少ない
・〔OUTが多い〕出産、生理の出血、汗で多くの鉄が失われている
②炎症に伴う鉄の利用障害
鉄があってもうまく利用できない状態。
微細な炎症によって鉄がうまく運べなくなったりして、必要とする場所で鉄が欠乏している状態
糖質過多は、腸管の炎症や隠れ脂肪肝の原因となり、炎症体質につながります。
では、鉄欠乏を改善するにはどうしたらいいのでしょうか。
1.鉄分を多く含む食品を取る
かつお、赤貝、レバー、イワシ、マグロ
あさり、カキ、ひじき、卵、大豆、ほうれん草、小松菜、菜の花などを意識して取り入れましょう。
2.ビタミンCで鉄の吸収を高める
ゴーヤ、ブロッコリー、キャベツ、さつまいも、じゃがいも、いちご、柿、オレンジ、みかんなどと
一緒に取ることで吸収率が向上します。
3.料理に鉄器や鉄球を活用する
なかなか食材だけでは難しい方は、調理器具からの摂取をおススメします。
鉄なべで料理をしたり、お湯や煮物に調理用の小さな鉄球を入れたりして鉄を補充しましょう。
4.鉄剤やサプリメントを飲む
忙しくて調理など難しい方は鉄剤やサプリメントを活用するのも一つの手です。
まとめ
生理のある女性はほとんどが鉄欠乏だと言われています。
中でも30代~40代の女性は重度の鉄欠乏のおそれも…
少しでも体調にしんどさを感じたら鉄欠乏を疑い、それぞれに合った方法で、今日からココロとからだに優しい生活をしていきましょう。
みんなで楽しく笑顔で健康に!
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